オペに向けてオペを待つタクさんは、本当に痛々しい姿でした。管だらけの身体。 人工呼吸器のため、絡まる痰(タン)に苦しむ姿。 声も出せず、ただ虚ろな目を旦那と奥さまに向けるだけ。 旦那と奥さまは、毎日別の時間帯に病院に通って、面会時間の30分間語りました。 反応は無くても、聞いててくれるはず。 応援すれば、頑張ってくれるに違いないという自分勝手な思い。 話すネタは、兄くんの事やタクさんの姿、今後の予定、外の天気、気温、奥さまの体調からパパの仕事の話まで。 話して、頭を撫でて。 いつ急変してもおかしくない状況で、オペを待つ身としては、一日一日が非常に長く不安でした。 旦那は昼間、仕事がある分、気持ちが紛れますが、奥さまはもっと不安で仕方が無かった事でしょう。 でも、オペと言う可能性まで頑張ってくれたタクさんには、感謝の気持ちで一杯です。 オペまで、体調を維持して頑張って欲しい。 その夫婦の願いを聞いてくれてありがとう。 <オペに向けて、ただ耐えるタクさん> ジャンル別一覧
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